機能性の特徴

どんなにすぐれた管理ソフトであっても、大きな運用資源を要するのでは決して有用とはいえません。新たに大規模な機器の運用体制を構築することは避けたいものです。
ZABICOM (Zabbix) は、監視のための開発思想に掲げるシステムの軽量性を常に意識して開発されています。 同じ機能を有するサーバであっても、その用途と状況によって管理値が変わってきます。個々の管理値を任意に事前設定できることが容易でなければなりません。ZABICOM (Zabbix) は、管理者が監視対象の全容を常に把握しながらも機器個々の情報を収集し総合的戦略を立てることが可能です。

All-in-Oneパッケージ

監視ソフトに要求される基本的な機能としてping、SNMP-MIBポーリング、SNMP-Trap受信機能などがあげられます。ほとんどのデストリビューションはこれらをカバーしていますが、そのうえの機能を必要とする場合は追加パッケージを購入しなければなりません。
ZABICOM (Zabbix) がもつ魅力の一つがAll-in-Oneパッケージでの提供です。必要と思われるほとんどの機能をスリムにまとめ、パッケージ化して提供しています。 ZABICOM (Zabbix) の中に、All-in-Oneで機能が盛り込まれており、監視サーバ側もシンプルな構成となっています。

追加パッケージは不要

多くの監視ソフトウエアでは、死活監視やSNMPポーリング監視は標準で対応できるものの、プロセス監視・リソース監視・ログ監視等のサーバ監視を行う場合は、個々追加パッケージをインストールする必要がありました。 システム管理者は、複数のパッケージから送られてくる情報をまとめて判断することになります。この場合いくつかの問題点が指摘されています。ZABICOM (Zabbix) はこれらの問題を解決します。

追加パッケージに関する課題

  • 導入コストの圧縮
  • 追加による運用面の問題発生率の圧縮
  • 知識習得のための時間とコストの圧縮

導入コストの削減

お客様は監視システムに対して大変厳しい要求を持っています。コストにおいても同様です。
高い監視レベルを要求する一方で、費用面での負担増は避けたいというのが実際です。
オープンソースであるZABICOM (Zabbix) は、アップグレードにおいて個々に出費する必要がないため、長期の運用を考慮した場合のコストメリットは大変大きくなります。

追加パッケージによる運用面の問題発生率を根本解決

独自に開発されたパッケージを同時に起動した場合、思いがけない問題が発生することがあります。異なるハードウエアとオペレーションシステムと追加パッケージという組み合わせには多くのパターンがあり、そのすべてを検証して出荷することは不可能になっています。
しかし、システム管理の現場で検証しながらの導入は、いささか現実味を欠きます。
ZABICOM (Zabbix) のAll-in-Oneパッケージの選択は、こうした問題対処を回避してくれます。

パッケージごとの知識習得は不要

各追加パッケージは、単体としてみた場合大変すぐれたものが少なくありません。
しかし、それぞれが独自に開発、もしくはベースとなるソリューションに追加というかたちを取るため、新たに操作や知識を必要とするものがほとんどです。
ZABICOM (Zabbix) がAll-in-One提供することにより、容易なインストール・容易な設定・容易な操作と知識習得・安全な監視体制の確保をすべて満たします。

同封されるNative Agent

All-in-Oneパッケージで提供される
ZABICOM (Zabbix) は、Native Agentを同封しています。Native Agentが、サーバ側と連係し、優れた監視を可能にします。
そのため、追加プラグインが不要となります。

Webシナリオ監視(サービス監視)

Webサービスに必要な監視を行います。POST/GET METHODに対応したWebシナリオ監視が可能です。
取得コンテンツ内の指定文字列チェック、レスポンスコードの返信内容でサービス稼働率状況を判断します。

リソースモニタリング

  • Agentから取得したデータの保存期間、圧縮による保存期間を各監視項目ごとに設定可能

グラフ

  • データグラフ表示に特別な設定は不要
  • グラフの統合が可能
パッケージ追加によるコストの問題の概要の画像

小規模から大規模までのシステム監視

現在の流動的なビジネス環境において、システム管理者はその合併・分離により管理対象のシステム規模の変更を余儀なくされています。経営上の視点から急遽変更を余儀なくされる場合もあります。

魅力的な同一ワンパッケージ

ZABICOM (Zabbix) は、スタンドアローンからエンタープライズまで同一ワンパッケージで対応できます。
これは、軽快な動作、All-in-Oneパッケージと相まって導入を検討する大きな魅力となっています。

拡張によるパッケージ購入は不要

今までの管理方法を継承しようとすると、大規模な追加パッケージの導入が必要になるなど費用や業務に大きな負担となります。
ZABICOM (Zabbix) はすぐれたアーキテクチャーにより、拡張されたり変更された対象となるプラットフォームを指定するだけで、監視対象を増やせます。たとえ、エンタープライズクラスへの変更であっても対応できます。

再トレーニングは原則不要

ZABICOM (Zabbix) では、規模が拡大した場合でも同一パッケージが使えるため、人材面での不安をなくしてくれます。移行におけるトレーニングやそれに伴う時間を最小にとどめることができます。
拡張による操作への不慣れによるトラブルリスクを回避できます。

多層化管理システムの構築

大規模なシステムに対しては、分散監視機能を用いてZABICOMサーバの負担を軽減して、安定稼働させることができます。ZABICOM ServerとZABICOM Proxyをツリー状に配置し稼働できます。収集機能の分散をはかることで機器に対して常に余力をもたせることが可能です。

分散監視機能での利点

  • 情報の収集の委譲
  • ファイアウォールの負荷軽減

フロントエンドと情報蓄積データベースを分離して構成可能

大規模なシステム監視になりますと蓄積される情報も大きくなります。情報価値と安全性を考えた際、データベースの分離構成も可能です。

監視要件にあったシステム構成

  • データの保全性・・・機器トラブルにおける分析資産の消滅を防ぐ
  • セグメント別の情報収集サーバの設置
小規模から大規模なシステム監視の構築例の画像

小規模の監視はもちろんのこと、ZABICOMは大規模監視にも適応しています。Proxyサーバを設置する事でサーバ数百台から数万台規模の大規模な監視が可能です。

大規模なシステムの構成例の画像

Acknowlege機能

Acknowledgeとはイベントに対する受諾機能です。イベントに対してどのような対処・処置が取られたかを把握するための機能です。
必要に応じて、その原因と対処方法をコメントフィールドに追記しておくことができます。日本語に対応していますので、のちのちの閲覧時にストレスがありません。大変使いやすいく、日本のシステム管理現場の強い味方となります。

例えば、原因が何にあったのかなどを運用者がメモしておきます。

  • 「サーバが未計画停止していた」
    「○時○分起動」
  • 「NTPサーバに接続できない模様」
    「中継NTPサーバの試験によるもの」
  • 「予備電源モジュールの故障に伴うアラート」
    「修理手配済み」
  • 「お客様のコンテンツ更新作業に伴う、アラート発生」
    「お客様了解済み」
ZABICOM監視画面(アラーム確認)

Log Wizard機能

ログ監視におけるトリガー作成は、システム管理者にとって重要な仕事の一つです。ZABICOMにはログ監視において、トリガー作成支援機能(Log Wizard)があります。
ウイザード画面を順に追っていけば必要となるトリガーを作成するさいの支援をしてくれます。論理演算子の組み合わせや難解なPOSIX準拠の正規表現の作成を支援するツールとして重宝します。
不慣れな管理者による作業や高度なトリガー作成にかかる負担も、ZABICOM-JのLog Wizardを使用して軽減できます。

  • 難解なPOSIX正規表現の作成を支援するツール
  • AND、ORなどの論理演算の組み合わせ
  • 監視対象文字列として 除外、包含を設定可能
  • 大文字小文字を区別しないiregexp()が使用可能
ZABICOM監視画面(トリガー)

トリガー条件式サポート機能

知的機能の核となるトリガーの条件をきめ細かく設定するためには複数の条件を AND、ORなどの論理演算で組み合わせる必要があります。

ZABICOM では論理式をツリー状に表示することにより、見通しよく作成する機能を追加しました。
これにより、括弧の閉じ忘れなどの、入力ミスの防止にも役立ちます。
また、条件式の妥当性をチェックするためのテスト機能を盛り込み、これを利用することにより、実運用でのトライ&エラーを繰り返す手間が省け、運用管理者の負担が軽減されます。

ZABICOM監視画面(トリガー条件式)

ダイナミックMAP作成機能

従来の MAP 作成は座標指定による方法のためWindowsのようなグラフィカルな操作に慣れたユーザーには扱いにくいものでした。
ZABICOM ではマウスでのドラッグ&ドロップによる、 よりダイナミックなMAP作成を可能としました。

ZABICOM監視画面(ダイナミックMAP)

高機能Agentフィルタ

Agent によるログ監視ではフィルタリングにより必要な部分のみを抽出することで Agent-Server間のトラフィックや蓄積によるディスク消費を抑えています。
ZABICOMの高機能 Agent フィルタでは、 フィルタリング機能をより細かく設定することが可能となり、更なる負荷軽減が実現できます。
通常、ログを収集するアイテムパラメータに複雑な正規表現(フィルタリング条件)を記述すると、一覧や編集画面での見通しが悪くなってしまいます。
これを防ぐため、ZABICOMでは新たな編集画面を用意しました。
この編集画面によって条件式を簡単に作成できるだけでなく、フィルタリング条件を保存し、同じ条件を複数個所で使う場合にも威力を発揮します。

ping監視機能向上

監視アイテムに新たにicmppinglossが追加されました。このアイテムではICMPパケットのロス率(%値)を取得できます。 さらに従来から実装されているicmppingとicmppingsecも機能が強化され、IPアドレス、ping 回数、間隔、パケットサイズ、タイムアウトの追加パラメータをサポートするようになりました。

OS別ITEM取得可能項目の強化

これまでAgent によって取得できるアイテム項目にはOSごとに大きな差がありました。
この度、Agentの機能強化を行い、取得できるアイテムの差を減らしました。

<例>

  • proc.mem[,,,], avg - support for Linux and Solaris
  • proc.num[,,,], run - support for Solaris and AIX
  • system.cpu.load[], support for Solaris
  • system.run[command,] - support for AIX
  • vm.memory.size[], free, total - support for AIX
  • vfs.dev.read/write[device,,] - support for Linux 2.6

DNS監視対象レコードの拡充

これまでのZABICOMでは、DNSサービスのUp/Downチェックを行っていましたが、今回拡充されたDNSチェックでは、新たにDNSレコードタイプをサポートします。
追加されたパラメータによって、A, NS,CNAMEレコードの他、SOAやMX等の内容を取得することができます。

メンテナンス期間管理機能

予定されたメンテナンス期間をあらかじめ登録することにより、対象ホストからの障害通知を抑止することが可能になりました。日毎、週毎、月毎にメンテナンス期間を指定できます。
メンテナンス期間管理機能では2種類のモードがサポートされ、対象期間中のすべてのデータ収集を停止するか、あるいはデータ収集を行いながら障害通知のみを抑止するかを選択することができます。

ZABICOM監視画面(メンテナンス期間-期間)
ZABICOM監視画面(メンテナンス期間-メンテナンス)
ZABICOM監視画面(メンテナンス期間-ホスト&グループ)

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